硫化水素のデマ

みんな、ちゃんと中学や高校を卒業しているのかね?
理科室で、硫黄臭いガス発生させる実験、しているはずだけど・・・・
(それが硫化水素です)

ネットが悪い(多分2chなんかを差している)と騒いでいるけどさ・・・
だったら、中学の科学の教科書は発禁処分だな。
Wikipediaなんて、もっと詳しく載っているぞ。
その裏のノートでは、どこまで記載するか、涙ぐましくも激しく議論している。少なくとも、某国会議員よりも高い知識と高い見識の上でね・・・

自殺願望者の(もしくはそれを煽る)記事を2chで読んだが・・・恐ろしくゆとりだぞ・・・・

騒いでいるおばちゃんの意見も、とんでもなくイタイぞ・・・・・
(間違いなく、学力?教養?は中学生以下のレベル)

議会で話題にもなっているが、これまたゆとり議員だ・・・・


大体、あいつら(自殺志願者)の願望は「楽に」「綺麗に」死にたいわけで・・・
並々ならぬ苦労と、想像以上の苦しみを経て死にたいわけじゃない。

しかし奴らの願望文章通りに、(例えば)硫化水素を風呂場で発生させて、死ぬまでの過程を意識化における状態で(つまり、一呼吸目から高濃度で無かった場合)自殺すると、当然、ノックダウンしないから、遺体は惨いぐらいまでに、緑色を帯びた暗紫赤色や緑色を帯びた暗赤褐色の死斑が現れ、ほとんどナメック星人だぞ・・・

(ノックダウン:数呼吸で肺の酸素分圧が低下することによる呼吸麻痺を起こし、呼吸中枢が活動できなくなり結果昏倒に至る状況)


化学の知識が薄いと、苦しくて、惨たらしい死に様なんだけど・・・・

どんな化学物質でも、(特に気体は)瞬時に高濃度状態を作り出すってのは、かなり大変。(とある発明が、実験室で成功しても、工業化にこぎつけるまで時間がかかるのと同様)

つまり、硫化水素で言えば
ノックダウンを実現させるには、ひと工夫必要なわけ。(手間がかかりすぎる)
ほとんどの硫化水素自殺は、中毒状態(ものすごく苦しい時間帯)を経て、死に至る訳で、即死していないのである。

ちなみに、Googleで自殺方法調べると・・・
どの方法も、ダメ!
ものすごく苦しい思いをして死ぬ方法しか書いていない。(笑)
残念でした!(・ω・)

空気より重い気体が、肺が高濃度で摂取できるレベルまで密室で充満するには、それなりの時間がかかります。
その間、低濃度の気体は肺に入ってしまいます。
だから、苦しみます。ナメック星人に変身できます。

空気より軽い気体の場合、拡散しやすいので、低濃度充満なら簡単に実現しますが、高濃度はやはり大変なことです。

仮に、ものすごく工夫してノックダウンが実現したとしよう。
呼吸中枢がイカレルわけで、吸いたくても吸えない状況が、ずっと続く訳です。

ここまで工夫して・・・・なんだ・・・・窒息死と同じぢゃん!(><;
ハイ。その通り。
だったら、足に重りを付けて湖にでも沈んだ方が簡単ですね・・・・
(ドザエモンも、かなり惨いけどね)

もちろん、普通の救急隊員が救助できる現場じゃない。

対毒ガステロ用の防護服着た消防の特殊部隊か、警察の対毒ガステロ部隊が、付近の住民を非難させた後(二次災害防止)、風呂場に無残に倒れているナメック星人を収容するわけだ・・・・

当然、司法解剖で、あっちこっち刻まれて・・・・死因と他殺性の有無を調べられるわけ・・・・(うわぁ、キモイぞ、全然綺麗に死んでないぞ)

本来、報道だったら、こういう「思い留める事実」や、もしくは「自殺の原因を取り除く」を報道すべきなのに、TBSは「簡単に手に入る家庭用洗剤」を「商品名がわかる位に」ハッキリ報道しやがった・・・・しかも、単に興味本位の視聴率稼ぎの道具として・・・

視聴者は、抗議の矛先をネットに向ける(そーゆー報道だったからね)
しかし、この番組報道後こそ、硫化水素の自殺者が一気に跳ね上がった事実。
(番組によっては、ネット検索をかけるキーワードまで写していた)

社会的責任の大きいTV局こそ、真っ先に責任を取るべきで、便所の落書き2chやなんかを責めるのは、その後だろ・・・

でもって、これだけ大騒ぎしても、1年間の統計にしてみると、年間の自殺者数(3万人/年)って、例年とそう変化は無いんだよね・・・(・ω・;
単に手段が変わっただけでさ・・・

ちなみに、写真週刊誌で悪名高いFLASHでは、硫化水素自殺の遺体の写真(流石に白黒写真)や、遺体収容をしている防護服の写真を載せて、このBlog記事と同様の記事をのっけていたな・・・・

やるぢゃん!


って言うか・・・
この国の大衆は中学レベルの教養も身に付けていないのかよ!
(TV局は別、それなりの学歴のある方々が入社しているので、これは故意に、悪意を持って報道したものと考えちゃいましょう)

ちなみに、人生の苦しみってのは、人それぞれ。
死んだ方がマシって事だってあるのかもしれない。(そうそうはないと思うけど)
だから、無責任に「自殺なんてしちゃいけないぜ!」とは
あえて書かない。

まっ、俺なんかも「死ぬほど苦しい」場面は多々経験しているけど
「そーか、最後は死ねばいいんだ、どうせいつかは死ぬんだから!」と開き直ると、たいていの事は乗り越えられる。

いわゆる、死んだ気になって努力できるから!

死ぬも生きるも、個々人の自由ですので、周りに迷惑をかけずに
(できたら、ドナー登録でもして)
逝って下さいませ。


追記
ブログ検索してたら、スポンサー広告欄が

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ってのが出ていて笑った!
ハイ、硫化水素だと、美しさと低コストは実現できないもんね・・・・