佐藤琢磨、トーロ・ロッソでテスト走行

結局、どーなったの?

佐藤琢磨をテストに起用したトーロ・ロッソのチーム代表フランツ・トスト氏は、来季のドライバー選びについて「急いで決断を下すつもりはない」と語った。現地時間(以下、現地時間)19日、トーロ・ロッソのプレスリリースが伝えている。

 スペイン・ヘレスでのF1合同テストを終えたF.トスト代表は、「シーズン最後のテスト・セッションということで、今回のテストのメインは新しい部品のいくつかを試すことと、セバスチャン・ブエミ佐藤琢磨の2人を評価することだった。水曜日(17日)はレッドブルの若手ドライバーのブエミがテストを行なったが、予想通りのいい仕事をしてくれた。木曜日(18日)は日本の佐藤琢磨がハンドルを握った。残念ながら昼に雨が降り出したために、彼は午前中の走行しか行なえなかった。本格的に走れたのはほんの数周だったが、佐藤もいいパフォーマンスを見せた」とテストに起用したS.ブエミと佐藤を評価。しかし、「その2日間は2009年度のスクーデリア・トーロ・ロッソのオーディションのようなものだったが、今はまだ最後の4戦でいいパフォーマンスを発揮することが重要なので、(親会社の)レッドブルもこの時期に急いで決断を下すつもりはない」と結論を先延ばしにしている。

 なおこのテスト最終日は、それまでの2日間レッドブルのステアリングを握っていたセバスチャン・ベッテルが、トーロ・ロッソのマシンで走行を行なった。前戦イタリアGPでの優勝以来、初めてトーロ・ロッソのマシンに乗り込んだS.ベッテルは、主にシーズン最後の4戦へ向けた空力及びセットアップ作業に取り組み、さらにサスペンションとパワステの評価や2009年型マシンのシステムのためのテストも行なった。来季のレッドブルへの移籍が決定しているS.ベッテルにとって、この日はおそらくトーロ・ロッソのテストチームと仕事する最後の日となるため、セッション終了後にはS.ベッテルを含めた全員で記念写真を撮る光景も見られた。


なんか・・・京都のぶぶ漬けみたいな感じが・・・・(−−;