また暴走 - ottyankoの日記

あいかわらず、クリプトンの伊藤のおっちゃんの暴走は、すさまじいなぁ。
いやね、規約上は正しい行動なんですよ。

先日、ちょいと規約に関して記事を書いて（俺が当初誤解して、各方面からご指摘頂き、大騒ぎ）その中で、あのおっちゃんの暴走っぷりを書いたのだが・・・・
今回も、暴走してますな。（俺も）

とは言え、なんせYAMAHAが

YAMAHAの利用許諾
3. 合成音声の使用の制限
お客様が公序良俗に反する歌詞を含む合成音声を公開や配布することはどのような方法であっても許されません。

って制限しているんだから・・・・
削除自体、別に問題はないのですよ。
(もちろん、これはソフトウェアの利用許諾であって、配布されたモノを削除する権限があるかどうかは、微妙なんだけどさ）

ただ、間違いなくユーザーの反感を買ったであろうな・・・・

まず弊社自身がJASRAC登録を行うということは「あり得ない」です。権力に迎合する姿勢は弊社のポリシーに合いませんし

と勇ましくも意味のないアジテートをしておきながら・・・・・

公序良俗の基準は「TV放送できるか否か」

はぁ？
思いっきり、権力に迎合している気がするのですが・・・・
気のせいですかね？

まぁ、確かに公序良俗って曖昧で、基準が欲しいのは分かるけどさ・・・・
権力に迎合しないなら、独自に規定しろよ・・・・
TV放送って辺りが、テレビ放映を睨んだ金の匂いがプンプンするな・・・

まぁ、結局「金」なんだよね。
権利ビジネスがやりたくて仕方がないんでしょうね。

おりしも初音ミクメジャーデビューってタイミングで、この削除。
もう権利収入の花園を犯すやつは許しませんよ！
って事ね。

そりゃ、用途が極めて限定されたソフトウェアを数万枚シコシコ売るよりも、音楽という売れればミリオン＆その他著作権収入という、おいしい夢を見たいのはわかるけどさ・・・

前回の騒動といい、今回の騒動といい、わかりやすいほど「金」に忠実に動いているな・・・・

まぁ、企業だからそれは当然なんだけど・・・・
露骨すぎるのも冷めるな・・・（もともと熱くなっていないけどさ）

単にソフトウェアの販売に止まらないのは、企業として頼もしいけど、権利ビジネスに参入するなら、コンテンツが売れなきゃ意味ないわけで、そのコンテンツを買う人間は必ずしも賢者ではない。

フォトショップ使って作られたアイコラを発見しましたので、Adobe社はこれを削除しました。みたいな印象を与えてしまう。（実際、そういう書き込みをみた）

もちろん、両ソフトの規約が異なるので、こんな論理は成立しないのだが・・・・
世の中、どうしても感覚だけで騒ぐ奴らは発生してしまう。

だからこーゆー騒動を起こすことで確実に売上は下がるな・・・・

以前の騒動の時にも思ったが・・・・
自爆企業なんだよな・・・クリプトンって・・・
これをキチンと制御してやるなら、結構すごい事になるが・・・
とても制御された話には見えないな・・・・

こういう企業と組んで仕事をするのは、辛いだろうな・・・・

コンテンツビジネスに関わる心構えができていないね・・・・
これが、CDの生産も流通も宣伝もすべて自社でやっているなら、いいけどさ・・・
フロンティアワークスも、辛かろうな・・・・

ところで・・・・
フロンティアワークスってメジャーレーベルなの？

流通、どこよ？

追記：ブックマークより情報を頂きました。アニメイトの流通？　書籍流通じゃないの？　それってメジャーと言えるのかな？　（＞＜；