釣りをしているつもりはなかったのだが・・・

昨日の日記、コメントと言いブックマークの罵声と言い、すごかったな・・・・
うっかり危険な話題に対して、いつもの「斜め視線」で記事書いちゃったぜ・・・・


この斜め視線、当然、世の意見に迎合なんてしないんで、
斜めがその人にとって直角だった場合、ブチ切れる事間違いなし。


しかし・・・・みなさん、どこから来たの?
こっちのBlogは作ったばっかりだし、誰も読むはずないよと、たかをくくって書いたら・・・
えんらいコメントとブックマークの罵声にビックリ。
ココログの方は、いろいろトラックバックしているので、多少見られるかな?と思ったけど)


当方、釣りをする気はないし、炎上させる気もない。
(昨日の日記だってupしたのは朝9時過ぎ頃、共同発表は確か10時頃)


世の中の流れに「なんか変だぞ?」「この情報、どっかひっかかるな?」
そんなひねくれ者が読んでくれて、同意してくれれば、これ幸い。


そんな軽い気持ちのBlogなんですよ。
なので、意見が合わなければ、軽くスルーしてください。
一回、お気に入りに追加して、それをゴミ箱に入れれば気が晴れると思います。

当方、別に公に大きな影響力を持った人間ではございませんので。(^^;

もちろん、キチンとした意見交換には、自分の力の及ぶ限り、答えていきたいと思います。


で、自分でトラックバック貼っているから、お気づきの人もいるでしょうが、
ほぼ同じ内容で(若干変えている)私は2つBlogを持っています。

もともと人力検索はてなで答えまくって、ポイントためて
何か本でも買おうかな?と始めていたら
Blogを書いて自己紹介した方が良いよ
と質問者にリクエストされ、めんどくさいから
ココログの内容をコピペしたり、ココログとちょっと視点をかえた話題をたまに書いていただけ。

ココログの方は、意見こそ正反対でも、紳士的な反論コメントばかりなのに
はてはのコメントは、言いたいことは分かるけど、ずいぶん荒れてたね。


それにしても、不思議だ・・・・
クリプトン社のあのソフト、利用承諾書をよく読めば、
普通、ユーザーからの怒りが爆発するんじゃないかな?
って内容なのに・・・・

JASRAC並に、いろいろ現実味に欠ける制限をかけている利用許諾なのに・・・・

また炎上してしまうかもしれないけど・・・

今回は「批判」じゃなくて「問いかけ」なので
あんまり過激なコメントは書かないでね。

(もし、すでにクリプトン社やYAMAHAが公式にコメントしていたらごめんなさい)

まず、

YAMAHAの利用許諾

3. 合成音声の使用の制限

お客様が公序良俗に反する歌詞を含む合成音声を公開や配布することはどのような方法であっても許されません。

公序良俗・・・

どこまでがOKでどこからがNGなんだろう?

たとえば、まりちゃんズの名・迷・曲「ブスにもブスの生き方がある」って曲は、公序良俗に反しているのかな?

(一応、SonyからCDをメジャーリリースしているけど・・・)

間違いないのは、誰とは言わないが、第三者の人格権を激しく侵害している箇所がありますが・・・・

それとも、キャラクターの人格権をベースに判断されちゃうのかな?
でもYAMAHAの規約だから関係ないよな・・・・

クリプトン社の規約にもあるな・・・・そっちは引っ掛かりそうだな・・・・

VOCALOIDライブラリ使用許諾契約書

本製品に収録されている本ライブラリ、及び本契約書に許諾されている範囲内でお客様が作成した本ライブラリのコピーは、すべてクリプトン・フューチャー・メディア株式会社の著作物です。

つまり、せっせと作ったデータから作り出されたWavファイルなどは、クリプトン・フューチャー・メディア株式会社の著作物と言うことですな。※私の誤解です、修正しますので誤表記を斜体とさせて頂きます。

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D. 合成音声の使用に関する制限
(2)お客様が本ソフトウェアによる合成音声を以下の形態で使用する場合には、本契約とは別に著作者から別途の使用許諾契約が必要となります。そのような追加の使用許諾契約(使用形態によっては、追加ライセンス料が発生する場合があります)が必要な場合は、まずクリプトン・フューチャー・メディア株式会社までご連絡下さい。
(d) 合成音声によって楽曲のリードボーカル・パートの大部分が構成されており、”歌手”として合成音声がメインの「アーティスト」にクレジットされている録音物や、人間ではなく機械、テクノロジーVOCALOID、本VOCALOID 製品のタイトル、”バーチャル・シンガー”、”バーチャル・アーティスト”といった類のクレジットのある録音物を商用目的でリリースする場合。但し、実在する人間がその「アーティスト」にクレジットされている作品内での合成音声の使用は、追加使用許諾を取得することなく本契約の下で許可されています。
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通常のVSTiソフトは、こんな利用規約を設けません。

確かに音声ライブラリを読みに行っているから、その部分で権利を主張しているのでしょうが、多くの優れたVSTiソフトでは、この部分は権利放棄しているか、料金が明確に確定しています。こんな曖昧な表記をするVSTiソフトは、僕はこれが初めてです。
(キャラクターの意匠化を合わせ技にして、合成音声の権利もセットで主張しています)

このソフトウェアの利用許諾書は、商用作品を作るたびにクリプトンから許諾を取るように。と言っている訳で、わかりやすく言えば「お前ら、ソフトで曲作って儲けるんだったら、俺も一枚かませてくれなきゃ許さんぞ」と言っているわけですよ。(まぁキャラクター名使っちゃうなら仕方ないような気もしますが・・・)

それはそれで、一つのビジネスモデルだと思いますが・・・・
VSTiソフトとしては、どうなのよ?

※ 参考 VSTi: http://dtm-creator.com/course/muryou3.html

これって、例えは極端だけど、MIDI音源における演奏権を縛っている位の強烈さ。

ニコニコ動画で、みんなで自由に楽しく遊ぶには、ずいぶん息苦しい制約だと思うのですが・・・・

普通、VSTiソフトならライブラリから作られた楽曲をソフトウェア著作権から解放する前提で、キチンと決まった価格設定(モノによっては無料で優秀なものもある)がされていて、その金額を払えば商用/非商用に限らず自由に使えるものばかりなのですが・・・・

なんか、このソフトは、色々面倒なことになっていますね・・・・

VSTiソフトに人格(キャラクター)を与えちゃったからかな?

http://chikura.fprog.com/index.php?UID=1192519943

そんなこんなを考えると、この利用許諾、どこまで有効性があるのか?

都度、契約書(利用許諾書)に書いていない事を電話で問い合わせて、口約束を交わさないとだめなのかな?

あぁぁぁぁ、また誰かを怒らせる表現を使っちゃったぁぁ。

           どうぞ、お気に入りに入れてからゴミ箱へ・・・・

まぁ、そんなこんなで、先日の日記は、この利用許諾ありきではなく、
こんなもん通用しないよ!前提で権利関係を述べています。

この辺は私の言葉足らずで、申し訳ない・・・(でもあれ以上長い日記、迷惑でしょ)

で・・・実際、皆さんどう思いますか?

【追記】

規約の解釈に関しては

http://chikura.fprog.com/index.php?UID=1192519943

このサイトが良くまとまっているので、参照してください。



※ご指摘がありまして、該当ソフトにおいて成果物を合成音声と定義してある事に気が付きました。記事を修正し、誤認識による部分を斜体にしました。