今、買いなのか?

B-CASの違法性が問われている今、地デジチューナーって、今買うモノなのか?

B-CASがなければ、あと1万円位は価格が下がるのに・・・
それでも、今、買うものなのかな?

B-CASは独禁法違反である

と池田さんが訴え、ついには・・・

B-CAS社の罪は「退場」では消えない

と、B-CAS社は根をあげちゃって、自社の存在意義の説明を放棄した訳で・・・
これ、もうちょっと突っつけば、B-CASの仕様変更か、廃止が予想されますよね。
廃止ならともかく、仕様変更で機器買い直しなんて、目も当てられない。

だいたい、ダビング10問題で出てくる権利者団体って何者よ?
まぁ現状、新しい創作活動をせずに、過去の資産で食いつないでいる奴が、必死になって自己利益を守ろうとするのは分かるんだが・・・(松○零○とか・・・)
JASRACだって、誰にいくら(もしくは何パーセント)払っているか?
その利益配分の適正さを証明すらしていないのに・・・
権利者サロンみたいな連中ばかり出てくる。
(権利益配分って、年功序列なのかなぁ?)

芸能界のドンであるB社の社長(怖いけど)とか、メジャーレーベル主要数社の社長とか、前年度CD最高売上の楽曲の権利者とか、DVD最高売上の作品権利者とか、いわゆる現役クリエーターの意見も聞いてみたいものです。

ハッキリ言って、この手の権利者の意見って、老害な奴らばかり出てきて、紙媒体時代の既得権益保護に必死になっている感がある。

プロモーションとして、映像や音楽を流したいと思っても、この馬鹿どものせいで、余計な金を取られたり(自分自身の作品を自己判断でファンに流すのに、JASRACに金を払わねばならない)しちめんどくさい手続きを踏まねばならなかったり、作品が広くあまねく伝わってゆく行為にブレーキがかかる訳です。

一番、辛いのが
元メジャーアーティスト
まだまだ活動してまっせ!
と、ライブの映像を流したいと思っても、当然商用利用(ライブの動員等)なわけだから、JASRACにお金を払わなければならない。
哀しい事に、彼らはJASRAC信託会員
目的から考えても、現在の(つまり有名でない)JASRAC未登録楽曲を配信するよりは、メジャー時代の音楽(JASRAC登録楽曲)を(ライブバージョンで)流して、昔のファンや当時をなんとなく知る人を集めたいはず。
でも、それには結構なお金がかかる。
元メジャーアーティストは、昔は金持ちかも知れんが、今は貧乏しているはず。
これは苦しい・・・

つまり・・・俺らが管理している著作物は、たとえ権利者であっても、使うなら金払え!
って話。
1996年から、実は私、この件に悩まされ続けています。
(私はアーティストではありませんが、友人のアーティストが楽曲配信したいという要望に応え切れず、苦労しています)

話はずれちゃったけど・・・
広告を入れる事で(NHKを除く)無料で放送されている内容を(それだって放送局は、権利者に金を払っている訳で)「金を取って」試聴させたり、(個人目的の)録画をさせたりする・・・
これは、どう考えたって著作権料の2重徴収でしょ。

そもそも、昨今のライフスタイルでは、放送時間にTVの前に座って放送を視聴する。なんて事は滅多にあり得ない。
仕事をしていれば、当然、TVなんて見る暇は平日には作れない訳で、休日まとめてみる。とか、そーゆースタイルにならざるを得ない。

もはや、権利者の主張は破たんしている。
そして、その破綻を無視して、変なカードを作り出した変な会社(B-CAS社)は、これだけ公的な事業をしているにもかかわらず、その財務状況は不透明極まりない。

つまり、B-CASカードの付いた機器を買うという行為は、詐欺にひっかかる行為としか思えない訳です。

それでも、貴方は痴デジチューナー
今、買いますか?